介護タクシーの名称いろいろあってどれが正式な呼名なの?行政書士長戸法務事務所!

介護タクシー、福祉タクシー、介護保険タクシー、介護福祉タクシーなど呼名がいろいろありますが、どれが正解な呼名なのかと、お客様からよく問合せがあります。

結論からいいますと、どれも間違いではないのですが、大きく分けると介護保険が使えるタクシーと、使えないタクシーに分類されます。

介護保険を使ったタクシーは、一般的に介護保険タクシー又は介護福祉タクシーと呼ばれており、通院等乗降介助サービスを受けられます。その内容はザクットですが

利用者の自宅へ迎えに行き、お部屋から車に乗せて、病院まで行き窓口まで同行し薬の受渡などを行い自宅へ戻り、お部屋(ベッド)までお送りするといったサービスが含まれています。

介護保険を利用しないタクシーは、一般的に福祉タクシーと呼ばれています。

自宅まで迎えに行き乗降介助します。この場合自宅へは上がらず、利用者の車への乗降のみの介助となり、その後、介護保険が使えるタクシーとは違い病院内への同行サービスはありません、利用料金も全額自費となります。

運賃に関しては、介護保険が使えるタクシーは、介護保険の使えないタクシーと比べて4割ぐらい安く設定されているのが通常で、これは国がある程度の範囲の中で料金を認可という形で定めているからです。

このような違いでメリット・デメリットをお話します。

使い勝手の視点からみると。介護保険を利用しないタクシーは、利用目的に制約がないため介護保険サービスでは適用外だった(仕事、習い事、ドライブ、旅行など趣味や嗜好のための理美容、冠婚葬祭、日用品以外の買い物、病院の入退院・転院などの一時的な利用など幅広いニーズに対応できます。

利用対象者も要支援。要介護の高齢者を対象としております。

これに対して介護保険が使えるタクシーの場合は、利用対象者も要介護1~5の人で「要支援」と認定された方は利用できません。

利用目的も介護保険適用となるには「日常生活上または社会生活上必要な行為に伴う外出」と定められており利用目的が限定されています。

具体的には、通院(受診、リハビリ等)、補装具・補聴器・メガネなど本人自身でなければならない調整や買い物、預金の引き下ろし、選挙投票などで、仕事や趣味嗜好などの目的に利用することはできません。

利用者によって使うニーズが様々ですし、利用する車両の種類、装備なども様々ですので、利用する際には必ず業者に相談して事前に料金の見積もりをとることをオススメします。

 

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