経営事項審査を受けると、どんなメリットがあるの!建設業業務の行政書士長戸法務事務所!

建設業許可を取得されて間もないお客様から、よくお客様から聞かれることがあります!

それが、「経営事項審査(経審)を受けると何がメリットなの!」です。

経審を受審すると公共工事に入札に参加できる事は、皆様ご存じなのですが、他にもたくさんメリットがあります。

入札に参加できることは言うまでもありませんが、経審はさまざまな要素を評価項目としているので、客観的に自社の現状を把握するのに役に立ちます。

会社を経営していくには、お金の問題、人の問題、法的リスクの問題などたくさんありますが、まずは自社の現状把握からだと思います。

自社の理想を実現するためにどこをどう伸ばしていくのかなど、少し大げさかもしれませんが経審は、自社の過去を振りかえり、未来を描くためのツールと言えます。

一般的に経審=公共工事というイメージが強いですが、民間工事でも経審を受けていることを条件にしていたり、「経審に点数が〇〇〇点以上」といった条件が付けて公募している事があります。

あと、経審で意外と知られていないのが、経審を受けるとその結果は公表されます。

一般財団法人建設業情報管理センター(CIIC)のホームページにて、全国の建設業者の経審結果が公表されており、誰でも見ることが出来るようになっています。

言い換えれば、他社がどんな業種で経審を受けていて、その経審点数まで出ています。

これは経審の結果を公表することで競争入札の透明性を確保するとともに、建設業者間の相互監視により虚偽申請防止などの自浄作用を期待することが理由としてあげられます。

これをお話すると、自社の財務状況や技術職員数が他社に知れてデメリットと捉える社長さんもお見えになりますが、裏を返せば同業他社と同じモノサシで比較できるというメリットにもなります。

経審は公共工事の入札に参加するために受けるという認識だったと思いますが、それ以外にもたくさんのメリットがあることはお判りいただけたかと思います。

経審を受けるのに、書類の準備や書類の作成、建設事務所との調整などが煩雑で面倒で

デメリットと感じるかもしれませんが、発想を逆転させて考えてみれば中小建設業者にとってはメリットしがないと思います。

今後、経審も視野に入れていこうとお考えでしたら、お気軽にご相談くださいませ。

 

建設業許可業務専門の行政書士長戸法務事務所を宜しくお願い致します。

Follow me!